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福祉現場での取り組み

福祉現場から発信する「障害者虐待防止法研修」

この動画は、社会福祉法人めぐみ会が、障害者虐待防止法の研修用に制作した動画です。施設での研修資料として、ぜひご活用ください。
社会福祉法人めぐみ会 かしの木ケアセンター 生活支援員 主任 千葉一馬 氏
社会福祉法人めぐみ会は、障害者支援施設かしの木ケアセンター、多機能型事業所のびる作業所をはじめ大きく分けて6つの障害者支援事業を運営しています。「地域と共に歩み、地域の福祉を担います」を理念として定め、地域に根差し、必要とされる法人となるべく努めています。

目次

〔きっかけ〕コロナ禍でも気軽に受講ができるように
2021年当時、コロナ等感染症の流行や現場業務の都合で、外部の研修に参加できない職員が多くいました。そこで、気軽に動画視聴という形で受講できるように、この動画を作成しました。そして、内部研修が好評だったため、何か他にも活かせないかと、動画を公開しました。作成にあたっては、埼玉県で取り組んでいる、障害者虐待防止・権利擁護研修の内容を参考にしました。虐待や法律の話は、抵抗を感じる方が多いです。一方で、噛み砕きすぎてしまうと、意味合いや、受け取り方が変わってしまうことがあるので、表現等には気をつけました。
〔ポイント〕権利を守るための積み重ね
虐待防止と言われると、どうしても「○○してはいけない」といった、いけないことをした方を罰するようなイメージされる方が多いです。ですが、もともとは当たり前の権利を守るため、どう守っていくかを考えるためのものであります。自分の今までの支援や周りの支援、関わりを否定的にだけ考えるのではなく、どうしていくのか、積み重ねていくような考え、支援に繋げていってほしいと思います。
〔メッセージ〕前向きに支援を続けるために
私自身も、現場職員の一人として日々勤務をしています。その中で、迷うこと、うまくいかないことも多々あります。私も自分自身の振り返りの1つとしてこの取り組みを行っています。虐待は当然なくしていかなければいけないものですが、こういった研修を受けたからと言っていきなりなくなるものでもありません。何か日々の支援に対し、疑問をもつ、前向きに考えるきっかけになればいいなと思っています。
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